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日本人の思い込み

​言葉に日本人と外国人の間には大きなギャップがある

通じない日本語

​日本人は、こう考える

​●外国語英語だけで十分

多言語コンテンツ日本人

多くの訪日外国人は多少英語が話せる思い、英語表記しておけば十分だと考える。看板など物理的に多言語での表示は困難である。

​●アナウンス通り行動する

日本人なら、1を聞いて10を知ることができる。今、何故このアナウンスが流ているのか?『00の可能性があります』などの表現は、予測して行動できる。

​●アナウンスは丁寧に伝える

『お客様は神様』ではないが、失礼のない様に丁寧に伝えるのが『おもてなし・礼儀』と考える。しかし、丁寧な言葉は伝わらない。

​外国人は、こう捉えている

​●英語は話せません

多言語コンテンツ米国人

訪日客は英語だけで対応できる、これは間違い。英語でも多種あり、単語や意味が違う。世界には7000を超える言語がある。英語は世界共通語ではありません。

​●『どうすれば良いか』が欲しい

日本は、治安は良いが災害が多い。外国人の中でも『地震体験者』は少なく、恐怖を感じ方は日本人の比ではない(パニックになる)滞在している施設が揺れた時、どうすれは良いかの最低限『何が起きたか?』『どうすれば良いか?』のアドバイスが欲しい。

​●『よろしくお願いします』意味不明

日本語には曖昧用語が多い。日本人なら『よろしくお願いします』は、『私の言う通りにしなさい』と言うことだと理解できるが、外国人は要点のみ伝われば良い。はっきりYes/Noを明確伝えて欲しい。

​●アナウンスは伝わるもの!

『アナウンス』すれば『伝わった』と考える。正確に伝えるために『文章が長くても丁寧に伝える』これは間違い。耳から入る情報は、10秒で消える。アナウンスは短い方が良い。

​●駅名・地名の翻訳

一番悩むのが駅名・地名などは、翻訳しないでそのままローマ字読みすることが多いが、『000センター』『00エキスプレス』など、和製英語をどのように翻訳するべきか、統一した客観的基準がない。

また、漢字表現でも同様の問題が起きる『紅葉(もみじ)or(こうよう)』か読み方で翻訳が変わるため、これは統一できないのだ!

さらに、地名で関西は『町(ちょう)』関東は『町(まち)』沖縄は『村(そん)』を使う。つまり、地域によって『読み方』が変わるので、これをローマ字表記するとさらにややこしくなる。日本語の永遠に解決できない課題なのです。

​●長いアナウンスは伝わらない

丁寧な言葉は文章が長くなるだけ、時間がかかり伝わらない。多言語の場合、1カ国5秒でも4カ国だとすると20秒かかる。『アナウンス』は短いほど早く行動できる。

​●地名なのか?単語なのか?

日本語の単語自体が解らない。左記の『駅名・地名』も翻訳困難な用語が多いが『災害情報』も解らない言葉が多い。『避難勧告』『00警報』『00注意報』『線上降水帯』など、漢字自体で意味を理解できる人はいないため、翻訳は極めて困難。

​結  論

曖昧な日本語は、使わない

文章は、短く(30文字程度)

丁寧語は、使わない

日本語を見直し

簡単な言葉にする

和製英語は、使わない

AIによるChat-GPTを利用しても、日本語の難解性は解決できない

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